GPT-6 Astraとは
GPT-6 Astraは、OpenAIが2026年9月に公開した、複雑なエンドツーエンド業務向けのフラッグシップモデルです。コード、ブラウザ、文書、外部ツールをまたぐ多段階の仕事を、単発の回答ではなく一連のワークフローとして進める用途を想定しています。
主な特徴
- 長いコンテキスト:最大1,050,000トークンのコンテキストと、最大128,000出力トークンに対応
- エージェント機能:Web検索、ファイル検索、Code Interpreter、Hosted Shell、Apply Patch、Computer Use、MCP、Tool Searchなどをサポート
- 高度な推論:reasoning effortはlow、medium、high、xhigh、maxに対応
- 画像入力:テキストと画像を入力でき、テキストを出力。音声・動画の直接入出力には非対応
- 新しい実行制御:非同期ツール呼び出し、実行中の指示変更、会話途中での推論強度変更に対応
API料金
| 項目 | 100万トークンあたり |
|---|---|
| 入力 | $10.00 |
| キャッシュ入力 | $1.00 |
| キャッシュ書き込み | $12.50 |
| 出力 | $50.00 |
272Kを超える入力では、リクエスト全体に対して入力・キャッシュ料金が2倍、出力料金が1.5倍になります。長文処理では「収まるか」だけでなく、1件あたりの総コストで評価するのが重要です。
提供状況
2026年9月4日時点では、Trusted Access Program参加企業から順次提供され、APIおよびChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseへの展開が案内されています。Enterprise/Eduでは初期状態がオフで、管理者による権限設定が必要です。実際の利用可否はAPIアカウントやワークスペースのモデル一覧で確認してください。
向いている用途
- 大規模コードベースの調査・修正・検証
- ブラウザ、社内文書、業務ソフトを横断するエージェント
- 複数資料の突合、監査前チェック、調査レポート作成
- Computer Useを含む長時間・多段階ワークフロー
一方、短い要約や定型分類など大量の軽量処理では、より安価なモデルのほうが合理的です。外部サイトや添付文書を読むエージェントでは、プロンプトインジェクション、権限、監査ログ、人間による承認点を設計してください。
詳しい導入判断は、GPT-6 Astraの詳細レビューで解説しています。既存サービスとの使い分けは、ChatGPT、OpenAI Codex、Claude Code、Geminiも参考にしてください。
