Docker Agentは、Dockerがオープンソースで開発するAIエージェントの構築・実行基盤です。モデル、指示、ツール、サブエージェントをYAMLまたはHCLで宣言し、TUI、CLI、HTTP API、MCP、A2Aから実行できます。
主な機能
- 役割の異なるサブエージェントを組み合わせるマルチエージェント構成
- ファイル、シェル、メモリ、RAG、Gitなどの組み込みツール
- Docker MCP Catalogを含むMCPサーバー連携
- OpenAI、Anthropic、Google Gemini、AWS Bedrock、Docker Model Runnerなど複数モデルへの対応
- エージェント設定をOCIレジストリで配布・再利用
- strict、balanced、restricted、autonomousの安全モード
Docker Agentが担当するのは、主に「どのモデルとツールを使い、どのエージェントへ仕事を委譲するか」という実行設計です。ホストから隔離した実行環境が必要な場合は、Docker Sandboxesと組み合わせられます。
導入前の注意
--yoloはツール呼び出しを自動承認するautonomousモードの旧エイリアスです。便利ですが、信頼できないリポジトリや外部コンテンツを扱う本番運用では、権限、秘密情報、ネットワーク、書き込み先を制限してください。無人実行では、許可されない操作を拒否するrestrictedモードも検討できます。
コーディング作業そのものを任せる製品を比較する場合は、Claude CodeやOpenAI Codexも確認してください。Docker Agentは特定のモデルやコーディングUIではなく、エージェント構成と実行方法を管理するための基盤です。
